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【これだけはおさえたい】地震に強い家まとめ①耐震編

2016-06-12

設計の池田晃啓です。

 

 

地震に強い家とは、どのようなお家でしょうか?

 

 

頑丈な家=地震に強い家とは言えません。

 

 

 

地震に強い家=地震対策をきちんとしている家です。

では、どんな地震対策があるのでしょうか?

 

 

 

地震対策は3種類あります。

 

①耐震 : 建物を頑丈にして地震に耐える方法

 

②制震 : 地震の揺れのエネルギーを制震装置で吸収させる方法

 

③免震 : 基礎と建物との間を免震装置で切り離し、そもそも地震の揺れのエネルギーを建物に伝わらないようにする方法

 

 

それぞれの特徴をおさえておきましょう!

 

 

①耐震について

 

基本的に現在の建築基準法では、

 

一定の耐震性能を兼ね備えることが義務図けられていますので、

 

全ての住宅が耐震住宅と言えます。

しかし、注意点があります。

 

 

 

 

一つめの注意点は、構造計算についてです。

 

 

「構造計算しているから安心です」とよく営業マンが言いますが、

実は構造計算は2つやり方あります。

 

 

「構造計算」と「壁量計算」です。

 

 

本当の「構造計算」は構造設計専門の設計士が、

 

専門ソフトを使って計算し、

 

A4用紙150ページ~250ページの計算書になるものを言います。

もう1つの「壁量計算」は、

 

設計士が電卓で数十分で計算でき、

 

A3用紙1枚の計算書におさまるものです。

 

こちらの「壁量計算」も意味合いでは構造に関しての計算になるので、

 

構造計算と呼ぶ会社もあるようです。

 

構造計算はどちらの構造計算なのか確認しましょう。

 

 

 

 

 

二つめの注意点は、耐震等級についてです。

 

 

耐震等級1、2、3とランクがあります。

 

建築基準法に適した住宅は耐震等級1になります。

 

耐震等級2は耐震等級1の1.25倍の強さになります。

 

耐震等級3は耐震等級1の1.5倍の強さになります。

 

もちろん、耐震等級3建物がもっとも地震に強いと言われているのですが、

 

あまり金物でガチガチに固めてしまうと力の逃げ場がなくなり危ないとも言われています。

 

それを証明する実験データも出ています。

 

つまり、耐震等級3とは、地震の力に対して、「剛」の力で耐えるというイメージです。

 

今回の熊本地震で甚大な被害が出た益城町では、

 

1度目の大きな揺れではほとんどの住宅は倒壊せず耐えましたが、

 

2度目の大きな揺れで、多くの家が耐え切れず、今回の様な被害をもたらしました。

 

今回の熊本地震は、大きな揺れは1度だけという常識を覆しました。

 

次の大地震でも、また2回大きな揺れがあるかもしれません。

 

いや、3回ということも十分に起こり得るのです。

 

「剛」の力だけで耐えるという考え方の限界があるのではないでしょうか?

 

「剛」ではなく、「柔」。

 

揺れの力に耐えるのではなく、揺れの力を逃がすことも大切だと思います。

 

次回は、制震について解説します。

 

池田

 

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