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建築業界の不思議

2016-07-17

先日熊本の益城町へ視察に行ったことを再度お話したいと思います。

被害家屋のほとんどが2階建ての住宅でした。

田舎ですので3階建ての住宅はほとんど存在していませんでした。

5階建ての市営?府営住宅らしき建物がありました。

外部からの目視ではありますが、構造的な損傷は特に見られませんでした。

構造計算をして建てた建物だからでしょう。

ただし内部の排水管については地震の揺れのためか1階床下の排水管は

全部撤去されていました。

 

前回のお話の中で、益城町の被害家屋の中には、築10年以内つまり平成元年

の建築基準法の改正があった後に建てられた2階建ての建物の1階がぺちゃんこ

になっていた事実をお伝えしましたね。

阪神淡路大震災、東北大震災においても同様のことが起こっていたはずです。

 

なのに今の建築基準法では3階建て以上の建物にしか構造計算は義務づけられて

いません。(長期優良住宅は別ですが・・・・・)

 2階建ての住宅に実際に多くの被害が見受けられるのに、なぜ建築基準法で

2階建ての建物に構造計算が義務付けられないのか?不思議でたまりません。

 

多くの建売住宅、いえ注文住宅であっても、施主が要望しない限り、

工務店の方から構造計算を進める事はほとんどないでしょう。

なぜならその分費用がかかるからです。

 

普段私はお家を建てる人にできるだけ安全安心な予算の範囲の中で

お家を購入することをお勧めしています。ライフプランニングも

きちっとやった上で、施主と予算の相談をしています。

 

が、今までお家づくりのお手伝いをさせていただいたお客さんの中で、

「全然余裕」という方は数少ないです。

予算の範囲内ギリギリでお家を建てる方の方が圧倒的に多いのです。

 

ですから余分の費用がかかる構造計算を薦める工務店はとても少ない

はずですが、同じ業界人として「本当にそれでいいのか」と思って

しまいます。

 

悪いことは言いません。これからお家を建てられる方は、

もしくは購入される方は、2階建てであっても必ず構造計算をした建物を

購入するようにしましょう。30年以内に70%の確率で起こると言われて

いる大地震でご自宅が万が一壊れてしまったら、どうなるか考えてみて下さい。

住宅ローンは地震で家が潰れたからといって、消えてなくなりません。

住宅ローンの毎月返済を抱えたまま、新たな住宅に関する費用を負担する

という地獄に陥らないために、自己防衛する必要があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

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